幅広いレーンコンディションに対応するための練習

ある程度コントロールが一定してきて,スコアもアベレージが180を越えてくれば,もう中級から上級への一歩を踏み出していることでしょう。
そんなときよくぶつかる壁は,レーンコンディションへの変化についていけない,ということではないでしょうか。
「自分がホームとしているボウリング場ではアベレージ200くらいあるんだけど,他のボウリング場では180いかない」
なんていうことはよくあります。 この原因の一つは,レーンコンディションへの対応が不十分ということがあるでしょう。
レーンコンディションの変化に対応できるようになる一番単純な方法は,いくつかのボウリング場をまわって投げ込む,というものです。
一つのボウリング場では,なかなかレーンコンディションを幅広く経験するのは難しいので,転戦するのは一番てっとり早い経験値の向上に役立つでしょう。
いろんなボウリング場で投げるときには,もちろんいろんなアングルも投げてみなければなりません。
通常,遅いレーンでは中から外へ,早いレーンでは外からクロスで,というように投げますが,場合によってはそんな理屈は通用しないこともあります。
たくさん経験して,そこらへんの実戦経験を積むのがいいです。
ただ,あまりボウリング場めぐりができない,という場合には,とっても曲がるボールと全然曲がらないボールを所有して,それで一つのレーンで投げる,という手があります。
とても曲がるボールを投げるときは,遅いレーンのイメージで,全然曲がらないボール(ポリエステルのスペアボールとか)を投げるときは,早いレーンのイメージで,それぞれ投げてみましょう。
ボウリング場をめぐるよりはレーンコンディションの経験量としては少ないですが,プラスになることはあると思います.
また,同じボウリング場でも,朝と夜では全然違うことがあるので,そのような変化を見つけるのもいいでしょう。